刈払機取扱作業者安全衛生教育とは?
「刈払機取扱作業者安全衛生教育」というものすごい長い資格のことです。あまり知られて
ないのではないのでしょうか?多分ほとんどの方が取得されてないと思います。知られてな
いかもしれませんが、とても危険で扱い方をまちがえると、とても危険です。ですので必ず
取得することをおすすめします。
刈払機の構造
刈払機は外観の構造により
- Uハンドル肩掛け式
- ツーグリップ肩掛け式
- 背負い式
の3種類に分類することができます。
一般的には、Uハンドル肩掛け式がよく使われていますので、この構造を簡単に説明します。
Uハンドル肩掛け式刈払機は、エンジン、メインパイプ、刈刃から構成されており、操作するときはメインパイプに固定されたUハンドルを握り、左右に動かして草刈作業を行います。また、ハンドルにはスロットルレバーが取り付けられており、これを調整することでエンジン回転を上げたり下げたりすることができます。
刈刃は非常に高速で回転するため、刈払機による作業中の事故が多く発生しています。安全のため、右から左へ振るように草を刈り、右へ戻すときには刈らないようにします。
これは、高速回転している刃の右側が固い草や木に接触したとき、回転力により発生するキックバック事故を避けるためです。
刈払機のキックバック現象とは?
キックバックとは、「刈刃の跳ね返り」の事で、刈刃が木や硬いものに接触した際に、回転力を作業者が抑える事ができずに大きく弾かれてしまう現象を言います。
チップソーや金属刃を使って作業を行う場合、刈払機の取扱説明書には作業者から見て右側から左側に向かって刈払い、また右に戻して左に刈り払うように書かれています。
これは、キックバックと関係があり、キックバックを起こさないように刈刃の左側を使って作業するためです。
草刈り作業中の飛来物に注意
草刈作業の際には、飛来物から目を守るため保護めがねを使用しなければなりません。更には排気ガスを吸わないようマスクを使用し、耳栓を使用することが重要です。
しかし暑い夏の作業では、保護めがねやマスクを使用しないで作業しているケースがありますが、安全に作業を進めるためにも、保護具を正しく装着するようにしましょう。
多分ほとんどの方が、保護メガネ使用してないとおもいますが、間違っていたらごめんなさい。
刈払機の操作をするためには
労働安全衛生法では、刈払機を操作する際の資格として「事業者が労働者に刈払機を使用させる際には、刈払機取扱い作業者の安全衛生教育を受講させること」と規定されています。皆さん、必ず守って安全に作業しましょうとか、偉そうに言ってごめんなさい。
日数・費用
コース | 日数 | 受講料(税込) | テキスト代(税込) | 合計(税込) | |
刈払機取扱作業者安全衛生教育 | 6h | 1 | 7,250 | 2,750 | 10,000 |
今後のために
これから先、自分の畑の草刈りに必要になるかもしれないので、この資格を取得しようと、思いました。丁度会社が、休みだったので、受講してきました。ほとんど、話を聞くだけの、講習で、楽といえば楽なのですが、実技がなくて私的には、物足りなかったのですが、私以外皆さんは、会社などで、使用している方ばかりなので、これでよかったのでしょう。しかし、講習費が、10,000円なのは、少し値段が高いと思っているのは、私だけだったかのか?疑問です。
地域によって、受講金額が違うかもしれません。