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アーク溶接機を用いて行う溶接・溶断等の業務
アーク溶接とは、アーク溶接機を用いて電気エネルギーを空気中の放電現象(アーク放電)に変え、発生する熱で金属の溶接を行うことをいい、その放電現象により金属を溶断することもできます。被覆アーク溶接といわれる被覆溶接棒と母材との間にアークを発生させた熱で、溶接棒と母材を溶接する方法や特殊なトーチを使用するTIG溶接、MAG溶接などがあります。
アーク溶接は、製造業、建設業など幅広い業種で行われる溶接方法ですが、感電災害、爆発や火災といった重大な災害が発生する危険性があり、これらの災害を防止するため、事業者は、アーク溶接の業務に就かせる労働者に対し、特別教育の実施が義務付けられています(労働安全衛生法第59条第3項/労働安全衛生規則第36条第3号/安全衛生特別教育規程第4条)。
教育科目と時間
学科
科目 | 教育時間 |
---|---|
アーク溶接等に関する知識 | 1時間 |
アーク溶接装置に関する基礎知識 | 3時間 |
アーク溶接等の作業方法に関する基礎知識 | 6時間 |
関係法令 | 1時間 |
実技
科目 | 教育時間 |
---|---|
アーク溶接装置の取扱い及びアーク溶接等の作業の方法 | 10時間 |
費用
特別教育 | コース | 日数 | 受講料(税込) | テキスト代(税込) | 合計(税込) |
アーク溶接等の業務に係る特別教育 | 21h | 2 | 18,900 | 1,100 | 20,000 |
講習会
かなり前の話になります。県建築協議会というものが、地元にありましてその板金科に2年間お世話になった時に、取得しました。板金科に入学すると、特典でガス、アーク溶接の資格を受験できたのであります。しかも当然無料しかも、知っている方々ばかりなのでかなり気楽でした。しかも、半分遊び感覚でした。皆さん芸術的な作品を制作しておりました。今から当時のことを思い出してみても、「3日間あったかな?」という感じです。感電しないようにしてましたが、皆さん板金屋だけあって上手でしたね。
最後に時間が余ったので、半自動溶接も教えてもらいましたが、もうちょっと練習したかったですね。基礎的なことしか教えてくれないというか、後は、実践次第です。
リンク
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